金田誠一氏引退/民主「今月中旬まで擁立」
update 2007/10/3 11:52
民主党道8区の金田誠一衆院議員(60)の今期限りでの政界引退に伴い、党道8区総支部と函館地区連合などは、候補者擁立会議(仮称)を早急に発足させ、今月中旬までの後継擁立を目指す。一方で自民党も選挙態勢の構築を加速させ、共産党も候補を擁立するか、協議を深めていく。
2日に民主党道8区総支部が函館市内で記者会見し、総支部の板倉一幸幹事長が金田氏の後継候補について「党8区総支部と連合、金田氏の後援会、道南地区農民連盟で候補者擁立会議を立ち上げ、早急に候補を擁立したい」と述べた。
他地域からの候補移入や地元議員などさまざまな名前が浮上していることについて、板倉幹事長は「党としては全くの白紙。これからの議論になる」述べ、地域の声を大切にし、党道連と連絡を取りながら候補擁立を進める考えを示した。
一方、自民党次期公認候補となる弁護士の中村勉氏(47)は「どなたが候補になっても、函館から政治を変え、新しい時代をつくるという信念に変わりはない。民主党の準備も加速するだろうから、こちらも後援会の立ち上げなど準備を急ぐ」と臨む。
前回、前々回の衆院選に自民党公認で出馬し落選した佐藤健治氏(50)も、関係者によると出馬に向けた準備を進めている。
共産党は、7月の参院選比例区で、公認候補の得票率が8%未満の選挙区には次期衆院選で原則として候補を擁立しない方針を決めている。衆院道8区が該当するが、党函館地区委員会は「最終決定をするのは都道府県委員会で、擁立するかしないかは今月中には決めたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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