金田氏、後継指名なし
update 2007/10/3 11:52
2日に行われた民主党道8区総支部の記者会見で、板倉幹事長は、金田誠一衆院議員(当選5回)の今期限りでの引退を正式に発表した。板倉幹事長は、後援会関係者らと9月24日に東京で金田氏と会談したことを明かし、「本人から『回復の状況が次期の選挙に耐え得る状況になく、立候補を断念する』との意向を確認した。後継候補の指示はなかった」と述べた。
会見には金田連合後援会の奥野秀雄会長、支部代表代行の平出道議、函館地区連合の渡部会長が同席。板倉幹事長が金田氏の病状を含め、現在までの経過を説明した。
同党は7月の参院選で第一党となったことを受け、次期総選挙に向けて早急に対応することを確認。道8区総支部でも幹事会を開き、金田氏の進退を含めて対応を協議してきた。
9月24日の会談ではこうした経緯を金田氏に説明。金田氏から「新たな候補選考作業に入ってほしい」との意向を確認したという。奥野会長は「本人からは『分かったよ。皆さんにいろいろご迷惑をおかけした』との言葉があった。本人の意思を尊重できたと理解している」と述べた。
板倉幹事長は、本人の地元入りについて「まだ時間が必要」とした。地域の政治課題に停滞を招いたのではないかとの質問に対しては、「直接、本人から地域の皆さんに話すことができなかったことは申し訳ないと、わたしは思っている。地域の課題は地元の道議、市議が協力し、道内選出の国会議員も解決に協力してくれた。ご理解いただきたい」と述べた。
提供 - 函館新聞社
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