物産協会「市民感謝デー」にぎわう

update 2007/10/1 12:53

 函館物産協会(石黒義男会長)の創立50周年を記念した即売会「市民感謝デー」が9月30日、西桔梗町の流通ホールで開かれた。午前10時の開場と同時に大勢の市民でにぎわい、通常より大幅に値下げされた海産物や水産加工品、農産物など、地場の味を買い求めていた。

 市民感謝デーは10年ぶりの開催で、地元特産品の味を再認識してもらおうと協会加盟業者ら22社が参加した。会場には、海産物や珍味類、水産加工品をはじめ、スイーツ類や出店なども設けられた。商品の価格も「採算度外視」(事務局)に設定された。

 また、解体ショー用に重さ97キロのホンマグロを用意。地元での流通は少ないが、戸井船団の「活〆鮪」は日本一のブランドとして、高値で取り引きされている。豪快にさばかれる姿を、見守った市民から歓声と拍手がわき起こった。

 夫婦で訪れた市内昭和の青島正治さん(63)は「買い物をする予定はなかったが、試食がおいしかったので、たくさん買ってしまいました。楽しいイベントですね」と両手にいっぱいの買い物袋をぶら下げていた。

 石黒会長は「北海道物産展は全国各地で好調。地元の人が、おいしいと思い、伝えてもらうことが何よりの宣伝になる。食の安心や安全が揺らぐ事件があったが、函館の特産品は問題がないと自信を持ってお薦めしたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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