7少年の審判開始決定…高3集団暴行死
update 2007/9/29 13:57
函館市内の私立高3年佐藤智也君(18)が集団暴行を受けて死亡した事件で、函館家裁は28日、傷害致死の非行事実で同家裁に送致された15―19歳の少年7人について、観護措置期間(17―30日)を10月14日まで延長することを決定した。この2週間の延長期間中に審判を行うことを決め、少年らの処遇を判断する。
同家裁は事件の重大性などを考慮した上、少年らに関する調査を慎重に行う必要があると判断。28日午後、2人の裁判官で審判の開始や観護措置の延長を決めた。今後は、12日までに開かれる審判を経て、検察官送致(逆送)や保護処分などの決定が行われる。
当初、検察側が求めていた少年審判での検察官の立ち会いは認めない方針。また、審判は合議ではなく、単独の裁判官で開かれる見通しだ。
非行事実などによると、少年7人は8月26日夜、同市内の公園2カ所で、佐藤君に集団で殴るけるなどの暴行を加え、頭部打撲による外傷性脳浮腫で死亡させた。
提供 - 函館新聞社
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