道新幹線新茂辺地トンネル工事の安全祈願
update 2007/9/27 10:29
【北斗】北海道新幹線新茂辺地トンネルの東工区安全祈願祭が26日、北斗市柳沢の工事現場内で行われた。
同トンネルは同市内の3・2キロで、新函館―新青森間(149キロ)のうち、道内で工事計画がある6トンネルの中では、2006年から掘削工事が始まった「渡島当別トンネル」(北斗―木古内間8・1キロ)に次ぐ長さ。
東工区は鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局が発注済みの新函館側から1・9キロで、西工区は未契約で着工時期は現時点では未定。機械や設備の設置、準備を進め、11月初旬から本格的な掘削工事に取りかかる。完成は2010年6月の予定。総工費は約33億円。
工事を受注した熊谷・東急・札建特定建設工事共同企業体(JV)主催の安全祈願祭には、同局や渡島支庁、北斗市、地権者ら関係者約60人が出席。市橋学局長、畑秀叔支庁長、海老沢順三市長、JR北海道函館支社の小笠原憲生支社長がかま入れし、工事の無事を祈った。
直会(なおらい)で市橋局長は「品質・安全管理に努め、着実に工事を進めたい」と決意を語り、畑支庁長は「早期開業に向けた予算確保、札幌延伸に積極的に取り組みたい」と述べた。海老沢市長は「無事故、無災害で一日も早い完成を祈る」と期待を込めた。
提供 - 函館新聞社
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