昭和小学校、ふっくりんこ収穫
update 2007/9/27 10:27
函館昭和小学校(亀谷幸夫校長)の5年生82人が25日、校舎裏にある学校田で、春から丹念に育てた道南産のブランド米「ふっくりんこ」の刈り取り作業を行った。子どもたちは、頭を下げた稲穂の束をつかみ、片方の手に持ったかまで、手際よく稲刈りに取り組んだ。
新築した校舎の裏に多目的に作った約75平方メートルスペースを学校田として活用。田植えから病害虫対策、水の管理などをすべて児童が行い、同時にコメについて学習してきた。
この日は、渡島農業改良普及センターの宗像政美さんが刈り取りを指導。作業前に「下から10センチの所を切って、束が6つになったらひもで縛って」と伝えた。
子どもたちは長靴と軍手を着けて水田に入り、注意しながら作業に当たり、次々に束を作っては「できた」と歓声を上げていた。工藤寛之君は「病気になったり虫が付いたりした稲もあるけど、ちゃんと実った」と喜んでいた。収穫した稲は今後脱穀、精米も児童たちが行い、家庭科の時間に調理して食べる。
提供 - 函館新聞社
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