米客船寄港、乗客が日本文化を体験

update 2007/9/23 11:33

 客船運航会社リージェント・セブンシークルーズの豪華客船「セブンシーズマリナー」(4万8075トン、バハマ船籍)が22日、函館港に寄港した。滞在時間は7時間と短かったが、約570人の乗客が函館市内で日本文化を体験したり、観光を楽しんだ。

 同船の函館寄港は4年連続4回目。アメリカのアラスカ州スワードを出港し、13泊14日の日程で大阪に向かう最中で、国内初寄港地となった。市は、外国人客からのニーズの高い日本文化体験コーナーを棒二森屋の催事場に設置。エムオーエー美術・文化財団道南支部の協力で、華道と茶道を紹介した。

 茶道体験では、同財団講師がたてた抹茶を和菓子とともに楽しんだ。訪れた乗客らは、茶をたてる作法をカメラで撮影するなど、興味深そうに眺めていた。

 また、函館遺愛女子高校の協力で、生徒らが棒二森屋前に設置したインフォメーションデスクで通訳として活躍。バスを降りた乗客に、両替ができる場所や、観光地などを流ちょうな英語で案内していた。

 同船は、市民によるいか踊りの見送りを受け、同日午後3時、仙台に向けて出港した。

提供 - 函館新聞社



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