十二単着装披露会
update 2007/9/23 11:32
平安時代から伝わる十二単(じゅうにひとえ)の着付けを見学し、日本のきもの文化ついて学ぶ「十二単着装披露」が22日、函館市本町の小林豊子きもの学院函館本校で開かれた。昼と夜の2回行われ、参加した計約60人は、四季折々の色合いの衣が次々に重ねらていく着物姿に見とれていた。
同学院北海道学院が来年の源氏物語1000年祭を記念し、日本の伝統的衣装に触れ、自ら着ることで優しく、美しい心を持ってほしいと願い開催。信田豊愁北海道学院長が着付けや衣について解説し、同校教授3人が着付けをする衣紋者を務めた。
十二単には平安朝のものと江戸時代のものがあり、この日は江戸時代の装束で行われた。衣紋者は手をアイロンのように使い、衣のしわを伸ばしたりするなど、作法にのっとり約40分で整えた。参加者は信田学院長の解説にメモを取るなどして見入っていた。
また、衣装を脱ぐ空cウ(うつせみ)や、人形に着せられた平安朝の装束も紹介され、比較を楽しんだ。信田学院長は「函館は着物が似合う街。この機会に着物を着る人が増えてくれれば」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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