函教大「本免実習」が終了…各小学校で退任式

update 2007/9/20 13:02

 道教育大函館校の教員養成課程の3年次に経験する長期教育実習「本免実習」が、本年度を最後に終了する。2006年度の学課再編に伴い、函館校では同過程が廃止されたため。受け入れ先の函館・北斗市と七飯町の各小学校では実習最終日の19日に退任式を行い、学生と児童が別れを惜しんだ。

 函館校では06年度に教員養成課程の募集をやめ、人間地域科学課程を置いている。小学校と中学校の教員免許を取得する学生は、3年次に4週間の本免実習、4年次に2週間の実習を経験する。本年度教育実習を受ける教員養成課程の学生は約280人。今後も函館校で教員免許は取得できるが、養成課程の学生の本免実習は最後となる。

 函館北星小学校(福嶋功校長、児童140人)は8月22日から5人を受け入れた。この日5時間目に行った退任式では、実習生が自分らのプロフィルを題材に考えた○×クイズを行い、最後の交流を楽しんだ。

 実習生の中谷由貴恵さん(21)は「上手に教えられなかった時もあったけれど、一緒に勉強して遊んだ日々は楽しかった。先生はみんなの事をずっと覚えています」とあいさつ。長岡由佳さん(22)は「4週間はあっという間に過ぎた宝物です」と瞳を潤ませていた。

提供 - 函館新聞社



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