22日の米の客船入港時に日本文化体験コーナー設置
update 2007/9/18 10:50
米国の客船運航会社リージェント・セブンシークルーズの「セブンシーズマリナー」(4万8075トン、バハマ船籍)が22日、函館港に入港し港町ふ頭に接岸する。市は入出港セレモニーを企画しているほか、乗客向けに日本文化体験コーナーを初めて設置。華道や茶道を通じて、函館での思い出を刻んでもらう。
同船の函館寄港は4年連続4回目。今回のクルーズでは、ロシア・ペトロサファロフスク経由で函館に寄港し、その後、仙台、横浜、大阪へと向かう。
日本文化体験コーナーは、クルーズ船誘致に欠かせない地域のホスピタリティー(もてなしの心)向上の一環。港湾空港部管理課によると、外国人クルーズ客は「日本らしさの体験」を求めていて、室蘭市などでも同様の取り組みを行っている。「乗客にとって函館は、アジアの中の一地域でしかない。函館が日本最初の寄港地なので、『日本の函館』を印象づけたい」(同課)いう。
コーナーは、市内若松町の棒二森屋アネックス7階催事場内に設置。エムオーエー美術・文化財団道南支部講師の協力で、華道と茶道を体験する場を設ける。
また、函館遺愛高校の生徒を棒二森屋前などに設置するインフォメーションデスクに配置し、乗客の誘導や観光案内を英語で手伝ってもらう。午後2時半からは、港町ふ頭で英訳付きの「いか踊り」で見送りセレモニーを実施する。
同船の入港は午前9時、出港は午後3時を予定。同課は出港イベントへの参加を呼び掛けている。
問い合わせは同課TEL0138・21・3493。
提供 - 函館新聞社
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