永全寺で子供座禅塾/あいさつのお経唱える
update 2007/9/17 11:57
子供たちに座禅を通じ、健全な心を育ててもらおうと、「子供座禅塾」が函館市昭和の曹洞宗永全寺(齊藤隆明住職)で開かれている。16日には開講式を行い、お釈迦様にあいさつするお経を唱え、座禅への心構えなどを学んだ。
この塾は齊藤住職が考案し、小中学生を対象にしている。第1期生として、来年1月まで毎月第3土曜日の5回、同寺で行う。齊藤住職によると、子供を対象とした座禅塾は全国でも珍しいという。同寺近郊や八雲町内から約10人の参加があった。
子供たちはお経が書かれた本を手に本堂へ。慣れない場所で落ち着かない様子だったが、開始を告げる鐘の音が鳴ると真剣な表情に。齊藤住職と共にお経を唱えた。
その後、齊藤住職が法話を行った。「苦しい時の自分を助けるのは自分。そのために自分自身と向き合うことができるのが座禅。この塾で、命、食べ物、優しさの大切さを学んでほしい」と話した。
子供たちの目つきはさらに真剣に。齊藤住職は「塾が終わったとき、自分では気がつかない変化がある。最後まで頑張ってほしい」と期待を込めていた。塾の問い合せ、申し込みは同寺TEL0138・42・8058。
提供 - 函館新聞社
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