学校3役に清き一票…三育小 本物の選挙用具使い

update 2007/9/15 15:57

 函館市選挙管理委員会から借りた記載台や投票箱など、本物の選挙用具を使用した児童会選挙が14日、函館三育小学校(小原義信校長、児童46人)の体育館で行われた。会長、副会長、書記の3役に立候補した児童6人が演説した後、全校児童は真剣な表情で投票に臨んだ。

 社会の一員になるという意識を持ってもらおうと、初めて本物を使用した。市選管は、要望があれば随時選挙用具を貸し出しており、市内ではこれまでに中学校や高校で毎年7校ほどが利用している。

 立候補したのは全員6年生で、会長候補は3人、副会長候補は1人、書記候補は2人。それぞれが名前を書いたたすきを掛け、「今までにない新しい学校にしたい」「学校を守りたい」などと主張。これを聞いた児童らは投票用紙を受け取ると、踏み台に乗って記載台で候補名を記入し、投票箱へと進んだ。

 投票を終えた4年生の衛藤嵩徳君は「少し悩んだけれど、遊んでくれる優しい人に一票を入れました。大人になって選挙に行くのが楽しみ」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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