100歳以上が116人…函館市、渡島、桧山支庁
update 2007/9/15 15:57
函館市と渡島、檜山両支庁は14日、100歳以上の長寿者数(1日現在)を発表した。同市と両支庁を合わせて116人(男性14人、女性102人)で、過去5カ年の推移でみると、2003年度(88人)の1・3倍。男女比では女性が全体の9割近くを占めた。道南の最高齢者は109歳の坂本ミツヱさん(今金町)で、道内では111歳の加賀屋カネさん(釧路市)が3年連続で最高齢となった。
函館市が中核市になり、昨年度から渡島と別集計になった。発表された人数は9月30日時点で満年齢が100歳以上となる長寿者で、同市が78人(男性6人、女性72人)、渡島は26人(男性6人、女性20人)、檜山は12人(男性2人、女性10人)。
別集計となる前の03年度との比較で渡島をみると、1・5倍に増えている。昨年度比だと渡島は横ばいだが、函館、檜山は1・3倍で年々高齢化が進展し、特に女性の長寿化が目立っている。
最高齢者は同市内が女性で105歳の保刈さつさん(杉並町)、男性は101歳の鈴木五郎さん(花園町)。渡島は107歳の男性で、女性は104歳(いずれも本人や家族の希望で氏名、住所など非公表)。檜山は女性が坂本さんで、男性は101歳の櫻屋敷長吉さん(奥尻町)。
なお、老人の日(15日)記念行事として、本年度中に100歳に到達する高齢者83人(函館43人、渡島25人、檜山15人)には、市や支庁を通じて国から祝状と記念品(銀杯)が贈られる。渡島は13日に終え、函館は15日、檜山は18―21日に伝達する。
提供 - 函館新聞社
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