市訪問団と派遣中学生らユジノへ出発
update 2007/9/8 13:35
函館市の姉妹都市、ロシア・ユジノサハリンスク市への公式訪問団(団長・西尾正範市長)と、市内中学生による訪問団(団長・大西正光大川中校長)が7日、函館空港で出発式を開き、サハリンへ旅立った。西尾市長は就任後、初の海外出張。公式訪問団は9日、ユジノ市のレーニン広場で行われる同市創建125周年記念式典に出席し、中学生たちもヨサコイソーランを披露する。両市の姉妹都市提携10周年を記念した訪問となった。
公式訪問団は西尾市長、阿部善一市議会議長と市職員2人、友好親善団体の函館日ロ親善協会(倉崎六利会長)の松本満隆専務理事ら3人の計7人で組織。日ロ協会は記念事業として和露辞典と露和辞典を計15冊、ユジノ市の大学へ寄贈する。
西尾市長は5回目の同市訪問で、出発式で「少数ながらも実りのある訪問にしたい」とあいさつ。報道陣に対し「記念式典のスピーチでは、今までの交流に対するお礼を伝え、中学生だけでなく経済も含めた交流の拡大を呼び掛けたい」と述べた。帰函は11日。
中学生訪問団は生徒15人と引率3人。市の中学生海外派遣事業として、ユジノ市には2000年度から毎年、派遣を続けている。出発式で大西団長は「練習してきたヨサコイや合唱の成果を披露し、ホームステイで友好を深め、大きな思い出を残してきたい」と述べ、生徒を代表しaウ野りあさん(銭亀沢中3年)が「記念すべき年に派遣されることは光栄で、たくさんのことを学んで帰りたい」とあいさつした。帰函は14日。
提供 - 函館新聞社
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