駒場小、スーパーで食育体験
update 2007/9/4 12:33
スーパー魚長乃木店(函館市乃木町8)などで3日、函館駒場小学校(武田隆雄校長)の5年生33人が、野菜や果物についての知識や理解を深める体験学習「5 A DAY(ファイブ・ア・デイ)食育体験ツアー」を行った。
米国で発祥した、1日あたり5皿(約350グラム)の野菜と200グラムの果物を摂取することを推奨する「5 A DAY運動」が、世界的な気運の高まりを見せているのを受け、国内のスーパーや食品メーカーなどが2002年に「ファイブ・ア・デイ協会」(東京)を設立。
同ツアーは、児童を対象に、正しい食生活の在り方や野菜・果物の大切さを学んでもらおうと、全国で展開されていて、昨年度は341回を実施。同市内や近郊でスーパーを展開する魚長(柳沢一弥社長)がことし、同協会に加盟したのを機に、函館では初めて開催した。
児童は、運動・文化施設「ペアーレ乃木」(同町8)で食育インストラクターの中村優美さんから、栄養素や栄養バランスについて説明を受けた後、同店の青果売り場に移動。6つのグループに分かれ、「赤い色の野菜・果物」や「地元の野菜」などの与えられた課題に沿って、食材を選定した。
吉田優太君(11)は「簡単に選べると思っていたが、バランスや値段を考えながら買い物するのは難しかった」と、母親の苦労を身をもって実感していた。
提供 - 函館新聞社
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