ワン・ニャンレスキュー 9日に野犬抑留所で初の譲渡会
update 2007/9/2 11:51
捨て犬やネコなどを保護し新しい飼い主を探す、函館ワン・ニャンレスキューは9日、函館市野犬抑留所(見晴町36)を会場にした初めての譲渡会を開く。同抑留所は市街地から離れているが、「捨てられた犬の現実を知ってほしい」と企画した。同レスキューは「犬であっても、かけがえのない命の大切さを感じてもらいたい」と話している。
同レスキューは2002年8月に発足。これまで650匹以上引き取り、620匹余りを新しい飼い主に引き渡している。保護・譲渡した犬のほとんどが、捨てられたり迷ったりして同抑留所に保護された犬。メンバーが引き取りで連日行き来する中で、「市民に抑留所の犬を理解してほしい」と抑留所での譲渡会を企画した。
これまでの譲渡会は、イベント会場や市立函館保健所などで開催。同抑留所は交通の便が悪いが、「おり越しの犬の目や鳴き声、においなど、五感で抑留所の実態を感じてほしい」とあえて会場に選んだ。同抑留所の犬と同レスキューが一時保護している犬の新しい飼い主を探す。
開場は午前10時から午後2時まで。会場には駐車場が少ないため、乗り合いや交通機関を使った来場などを呼び掛けている。問い合わせは同レスキューTEL090・6997・6744。
提供 - 函館新聞社
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