木古内町新年度予算案/一般会計2・2%減
update 2007/3/1 11:11
【木古内】木古内町は28日、2007年度予算案を発表した。一般会計は06年度当初比2・2%減の29億9556万円で、30億円の大台を割り込んだ。13年度までの財政健全化計画を全面的に反映させ、職員給与や各種補助金を削減。国保など6特別会計と国保病院など3事業会計を合わせた総額は、同0・8%減の79億5686万円。7日開会予定の町議会第1回定例会に提案する。
歳入のうち地方交付税は、06年度当初と同額の15億6000万円を見込んだ。町税は税源移譲により同3・4%増の4億6978万円。繰入金は歳出減などのため同43・4%減の1億6070万円。財政調整基金など5基金を取り崩す。
歳出では土木費が同2・3倍の2億7604万円で、05年度に着手した朝日団地建て替えに1億5653万円を計上。消防費は同6・0%増の2億4905万円。新規事業で木古内川はんらん時の災害予測地図(ハザードマップ)を作る。
職員給与費は同12・4%減の6億1036万円。毎年度平均10・5%削減を同計画最終年度まで継続する。国保病院も職員給与を約3600万円削減したことを受け、国保病院会計に繰り出していた衛生費は同15・2%減の3億3875万円とした。同病院の実施設計費に5100万円、道新幹線建設の測量の負担金490万円(新規)を盛り込んだ。
提供 - 函館新聞社
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