本庁・南部・北部 土木維持課を統合…3日から函館市
update 2007/8/30 13:51
函館市は9月3日から、担当区域ごとに分担していた土木部維持課の業務を統合する。機構改革の一環で、市役所内の同課と、南部維持係(金堀町)、北部維持係(赤川1)の3部署を併合し、業務の効率化を図る。このほど、新事務所を置く北部維持係の増改築工事も完了し、移転準備作業を進めている。
同課は、旧市内の市道や河川の補修、道路清掃や除雪などの業務を所管している。職員は、事務職、現業職ら計49人で、グレーダーやダンプカーなど計13台を所有。管理業務を総括する本庁の維持課と、亀田支所管内を管轄する北部維持係、それ以外の区域担当の南部維持係の3部署で分担してきた。
北部維持係事務所の増築した部分は、鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は約202平方メートル。1階部分を倉庫として使用し、2階で職員が業務を行う。建物の年間リース料は約290万円。南部維持係で使用している重機類も、順次隣接する駐車場スペースへと移動する。
統合による業務内容の変更はなく、担当区分をなくすことで、作業の効率化を図る。同課は「要望や苦情など、一カ所で対応でき、市民にも分かりやすくなる。サービスの低下にはつながらない」と話す。
所管する市道は4212路線、総延長1256キロ。遠隔地など、業者への業務委託を増やすなどして対応する。同課は「パトロール方法など、効率化の工夫は考えていかなければならない。市民からの通報による補修にも対応しているので、これからも情報提供をお願いしたい」と話している。
9月からの新住所は、函館市赤川1丁目9番3号、TEL0138・46・2981(代表)、ファクス同46・6499。
提供 - 函館新聞社
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