市内でも皆既月食6年ぶり観測
update 2007/8/29 11:07
月が地球の影にすっぽり入る皆既月食が28日夜、観測され、函館市内でも東の上空に赤黒い月が見えた。国内で皆既月食が観測されたのは2001年1月以来6年ぶり。
月は通常、太陽の光を受けて輝くが、太陽と月の間に地球が入ると、地球が太陽を照らす光を遮り月食が起きる。皆既月食は、月全体が影に入る現象。ただ、地球の大気で屈折した太陽のわずかな赤い光が月を照らしたため、月は赤黒く見える。
この日は満月で、函館市の西部地区にある豊川町からは、午後6時20分ごろから、汐首岬上に半月に欠けた月が浮かび、同52分すぎから皆既月食が始まり、赤銅色の姿に気付いた市民は“天文ショー”を楽しんでいた。
提供 - 函館新聞社
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