志望校で1日授業…函館市内の公立高で体験入学・説明会始まる
update 2007/8/27 10:58
函館市内の公立高校で、2008年度入学希望者を対象にした体験入学や学校説明会が始まった。25日は、函館工業高校が1日体験入学を、函館西高校は説明会を開催した。同様の催しは今後各校が順次行う。
函館工業高は午前と午後の2部に分けて、道南各地の約420人の生徒を受け入れた。このほかに保護者や中学校の進路指導担当教諭も訪れ、同校教員が対応する相談会に参加した。
生徒は、コンピューター利用設計システム(CAD)操作や、橋の模型制作、パソコンの組み立て、住宅の屋内配線など、18種類の工業高ならではの授業内容から一つを体験。進路実現に向けて理解を深めた。
環境土木科のコンクリートをテーマにした体験では、産業廃棄物として排出されるホタテの貝殻を使ったコンクリート平板を製作。先輩の指導で、コンクリートを流し込んだ型枠を木づちでたたいて気泡を押し出した。
同科が第一志望という函館市桔梗中学校3年の土井健吾君は「道路工事などを見てこのような仕事に就きたいと考えています。作業は楽しくて、進学の意欲が増しました」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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