安全・安心なまちづくり条例 制定に向け審議継続…市議会常任委
update 2007/8/25 11:25
函館市議会の民生常任委員会(佐古一夫委員長)が24日開かれ、市町会連合会など4団体の連名で議長に提出されていた安全・安心なまちづくり条例制定の要望について、制定に向け審議を継続することを申し合わせた。
同条例制定の要望は昨年11月にも議長に提出され、同常任委で審議されていたが、議員の改選に伴い、4団体が5月18日付で再度提出した。
条例制定の是非については、各委員とも制定に前向きな姿勢を示した。条例の内容や制定方法について「条例の実効性をどう担保するか」「他都市の条例を調査し、具体的効果、成果を把握してから着手すべき」「漠然とした安全、安心のとらえ方について議論する余地がある」など、さまざまな検討課題が提起された。
地方自治法の改正で常任委も条例の提案が可能となったが、民生常任委として提案するかどうかについては、各委員とも「さらに調査が必要」などと慎重な意見が相次ぎ、次回以降の審議に持ち越された。
同条例は犯罪のないまちづくりの取り組みを推進するもので、道が条例化したのをはじめ、道内の市町村では、室蘭市や釧路市、小樽市などが制定している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。