定員は前年度通り…市内私立8高校
update 2007/8/25 11:24
函館市内8つの私立学校で構成する函館地区私立高校長会(会長=野田義成遺愛学院理事長)は24日、2008年度入試の募集定員を発表した。8校合わせた定員は、07年度と同じ1671人。渡島管内の07年度中学卒業生を実質14人増とみて、前年度並みと判断した。道教委が9月に示す「公立高校配置計画」(08―10年度)が決定するまでの暫定的な数値だが、同計画が6月に示した案通りとなれば変更はない。
渡島・桧山管内の中学校の進路指導教諭を対象に同日開いた、函館地区私立高校合同進学懇談会で明らかにした。
道教委は08年度、熊石高校の特例2間口を解消して1学級減らす計画。函館、北斗2市の卒業生を合わせると、前年度比14人増となる見込みで、「ほとんど同数の入学者がいる」(野田会長)と考えた。
一般入試の日程は、道内の私立高校では併願可能な複数入試方式を導入しているが、函館地区は8校すべてがA日程を希望したため4年連続の統一日程となる。いずれの学校も08年2月4日から願書を受け付け、同14日に試験を実施、同21日に合否を発表する。推薦入試は、同1月16日から出願開始、同19―23日に試験を行う。
学校別の紹介では、函館大妻高校が、生活情報科を廃止、実質家政科に統合させ、食物健康科を新設することを発表した。卒業時に調理師免許を取得できるよう申請中で、希望者は訪問介護員2級の資格も取得可能。同校は「“福祉の大妻”のイメージを発展させ、食を通じた健康福祉を中心に学ぶ」と説明した。
学校別の定員は次の通り。
▽遺愛女子 262人▽函館大谷 142人▽函館大妻 200人▽清尚学院 103人▽函大付柏稜 242人▽函館白百合学園 200人▽函大付有斗 292人▽函館ラ・サール 230人
提供 - 函館新聞社
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