高速フェリー・内覧&特別試乗会…東日本フェリー
update 2007/8/24 14:11
函館と青森を結ぶ高速フェリー「ナッチャンRera(レラ)」が9月1日に就航するのに先駆け、来賓や報道関係者を対象にした同船の内覧・特別試乗会が23日に開かれ、ゆとりある空間と豪華さなどを売りにした船内が初公開された。波を切り裂くような高速航行で、参加者は快適な乗り心地を楽しんでいた。
同船は、東日本フェリー(古閑信二社長)が社運をかけて導入する2隻のうちの1隻目で、建造先のオーストラリアから17日に函館初入港。同区間での試験航行などを済ませ、就航を前に地元政財界などから約340人を来賓として招き、事前周知に努めた。
この日がプレデビューとなる女性の客室乗務員「キャビンアテンダント」が乗船者を出迎え、座席案内や設備の説明に当たった。同船は、津軽海峡で約1時間のクルージングをし、4機のウオータージェット推進器をフル稼働させると、最大時速約74キロを記録し、揺れの少ない安定航行を実証した。
市内の会社員佐々木敏さん(58)は「実際の速さを感じないほど静かで揺れもなかった。運航時間が短縮され、設備もきれいにそろっているので、また乗ってみたいという気になった」と、満足げに話していた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。