新駅舎の機能を検討…道新幹線
update 2007/8/23 12:12
北海道新幹線の開業を活かした地域作り懇談会の新函館(仮称)駅舎機能検討部会の初会合が22日、渡島合同庁舎の会議室で開かれた。部会長には韮澤憲吉函館工業高等専門学校環境都市工学科教授を選出。求められる駅舎像について「高齢者や身障者にやさしいユニバーサルデザインを」などの意見が出された。今後はアンケート調査なども通じて、駅舎の機能や役割を検討、まとめる。
委員は函館、北斗などの自治体、商工会関係者、一般市民ら15人で構成。検討会は北斗市内の駅舎建設予定地の視察も含め4回開き、2008年3月までに駅舎の位置や期待する役割などを結果報告書としてまとめ、同懇談会を通じて北斗市に提示する。
この日は委員12人が出席。同懇談会座長の畑秀叔渡島支庁長が「新函館駅は多くの観光、ビジネス客が乗降する道南の玄関口、広域的アクセスの要所として期待されている」とあいさつ。韮澤部会長は「新しい時代の夢を語れる駅舎を目指したい」と述べた。
意見交換では、「バス、JRなどアクセス機能の充実」のほか、「道南の拠点駅であり、駅から離れた道南の地域の情報発信力の強化」を求める声もあった。道民へのアンケートは同支庁のHPを通じて広域的に実施、駅舎へのニーズを探る。また、事務局が東北新幹線などの主要駅を視察し議論の参考とする。
提供 - 函館新聞社
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