渡島支庁などが全国ワーストワン浮上に伴う交通事故抑止緊急対策会議

update 2007/8/22 13:11

 渡島管内を含め全道各地で死亡交通事故が多発しているのを受け、渡島支庁と道警函館方面本部は21日、函館市美原の渡島合同庁舎会議室で「全国ワーストワン浮上に伴う交通事故抑止緊急対策会議」を開いた。警察、自治体の関係者約20人が出席。事故傾向などを振り返り、各種啓発などの事故抑止策を考えた。

 道内の交通事故死者は14日時点で160人に達し、956日ぶりに全国ワーストになった。これを受け、高橋はるみ知事は15日、「交通死亡事故多発非常事態宣言」を発表。道内自治体に緊急メッセージを伝えるなどし、この日の会議も宣言を受けて急きょ開いた。

 渡島支庁の植松敏夫環境生活課長が「一人一人が交通ルールを順守するよう働きかけ、事故抑止を図ろう」とあいさつし、同本部の伊藤一司交通課長が「極めて深刻な状態。指導、取り締まりを徹底したい」と述べた。

 同本部交通課の湯澤毅統括官が、交通事故死者は20日現在で前年同期より10人多い22人などと報告。国道5号での死者が9人を占め、幹線道路での速度違反の取り締まりや警戒強化を説明した。シートベルト着用やデイライト運動の強化などを進めることなども確認した。

提供 - 函館新聞社



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