植物園のサルに果物入りの氷をプレゼント
update 2007/8/20 12:14
「夏バテ気味のおサルさんに氷のデザートをプレゼント!」。函館市営熱帯植物園(湯川町3)で19日、園内で飼育されているサルにバナナやリンゴなど果物を封じ込めた氷を贈る「サル山アイス・フルーツショー」が開かれた。
同園を管理・運営するNPO法人(特定非営利活動法人)函館エコロジークラブが夏バテ気味のサルを元気づけ、反応を観察して生態を学ぼうと企画。開園以来初の試みで全国でも珍しいという。氷はバケツに水を張り、3日間かけて冷凍。中にはサルの好物のバナナやリンゴ、ブドウ、ニンジンが入っていて、半透明の氷の中からうっすら姿が見える。
サルたちは入れ替わり立ち代わり氷に近づき、いろいろな角度からのぞき込んで果物を掘り出そうと悪戦苦闘。高いところから落下させて氷を割り、取り出すことに成功し、温泉の湯で果物を温めて食べる姿も見られた。
同NPOによると、同園では現在117頭を飼育。本来サルは冷たい水や氷が苦手という。この日は晴れ間が広がる汗ばむ陽気で、両親、祖父母と来園した函館北美原小2年の佐藤優梨奈さんは「暑いからおいしそうに食べているように見えた」と笑顔で話していた。
26日、9月1、9日にも開催される。
提供 - 函館新聞社
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