函館市総合福祉センターまつり盛況
update 2007/8/20 12:13
第14回函館市総合福祉センターまつり(実行委員会主催)が19日、同市若松町の同センター(あいよる21)で開かれ、約4000人の来場者でにぎわった。福祉関係団体とボランティアがつくり上げる祭典で、バザーやミニコンサート、福祉相談、介護予防教室など多彩な催しが繰り広げられた。
総合福祉センターの役割を理解してもらい、一般市民と障害者・福祉団体関係者が手を携え、地域福祉を推進、向上させていく目的で、毎年開催している。
屋外の多目的広場には焼きそばやタコ焼き、ホタテ焼き、生ビールなどの露店がずらりと並び、盛況。特設ステージではバンド演奏や手話で歌詞を紹介するフラダンス、自転車のオークションなどが行われ、子供用の自転車が10円で落札されるなど、笑いに包まれた。
館内では各種団体による農産物や衣料、雑貨、手芸品などのバザーが行われ、午前中で品切れの店もあった。食事コーナーは満席で、シルバー人材センターの会員による展示即売や総合福祉センターの活動を紹介するパネル展なども開かれた。
毎年訪れているという市内千代台町の自営業の男性(79)は「全盲の男性の方が抹茶を振る舞ってくださり、感激した。さまざまな分野、団体の人が集まり、障害のある人を支えていくことが一番大事だと思う」と話していた。
谷口利夫実行委員長も「晴天に恵まれ、来場者は昨年を500人上回った。関心を持って催しや展示を楽しんでもらい、あいよる21が市民福祉の拠点であることを理解していただけたと思う」と笑顔だった。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。