函館夜景の日/各地で明かりを灯すイベント
update 2007/8/14 10:37
13日は「函館夜景の日」。函館市内各地では市民団体などが夜景を独自に演出し、街はいつも以上の輝きを見せた。
函館夜景の日は、1991年、函館青年会議所の当時の福西秀和理事長が発起人となって制定。8を「八」(ヤ)13はトランプのキング「K」(ケイ)を当てはめた。実行委がイベントを行った時期もあるが、最近は各団体がそれぞれの活動を通じて一夜を盛り上げている。
同市上湯川町の日下部忠一さん(86)は、同市住吉町にある石川●木一族の墓の周辺にあんどんやろうそくをともした。昨年までは●木に関する会として開いていたが、ことしは個人で開催。「1人だが、気持ちを込めて明かりをつけた」と話す。事情によりことしが最後の開催という。
「函館夜景の日」を考える会(佐近弘悦代表)は、同市大町の緑の島で、会員約20人が約250個の懐中電灯やペットボトルを使い、市民に伝えたいメッセージとして「ガンバロー」の文字を浮かび上がらせた。午後8時13分には花火を打ち上げ、夜空を彩った。函館山を訪れていた観光客は「こうした日があって、市民が頑張っているのはすごいこと」と関心していた。
提供 - 函館新聞社
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