姥神大神宮渡御祭上町巡行 祭ばやしコンクールは清正山が初優勝
update 2007/8/12 11:26
【江差】姥神大神宮渡御祭は最終日の11日、渡御行列による上町巡行が晴天の下で行われた。午後9時すぎには、みこし行列に従って13基の山車が新地町に集結。ようやく訪れた夏本番を喜び合うような威勢のよい掛け声とともに、笛の音が響き、太鼓が打ち鳴らされた繁華街は、祭人たちの熱気と歓喜の渦に包まれ、祭礼の熱気は最高潮に達した。
渡御行列は正午すぎに同神宮前を出発。午後の最高気温は27・9度に達し、陽炎(かげろう)が立つ中、大勢の引き手が汗だくになって、海岸沿いの街並みや山坂が多い上町地区を巡行。午後9時すぎには、週末とあって大勢の観光客でごった返す新地町に到着。山車の周囲では大勢の若者が「1銭けれ!」の掛け声を叫びながら激しく踊り回った。
また、下町巡行が行われた10日の「祭ばやしコンクール」では、本町の「清正山(せいしょうざん)」(田畑俊雄頭取)が初優勝。山車建造30周年に彩りを添えた。戦国武将・加藤清正の家紋である「蛇の目」を染め抜いたはんてん姿の子供たちは、肩を抱き合って喜び、同神宮前で感動の祭ばやしを披露。津花町の「楠公山(なんこうやま)」が2位、茂尻町の「譽山(ほまれやま)」は3位に入賞。新栄町の「新栄山(しんえいざん)」と陣屋・海岸町の「松寶丸(まつほうまる)」には努力賞が贈られた。
提供 - 函館新聞社
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