【イベント】8月30日、旧桟橋が一夜限りのバーに(update)
「モバイル・バーカウンター・プロジェクト:旧桟橋が一夜のバーに」
昨年11月、はこだて未来大学などで開催した「Hakodadigital 2004」のゲストにお招きした田中浩也氏(慶応大学環境情報学部講師)が、この夏、新しいプロジェクトを函館で実施します。同氏が現在行っている“site oriented design”という研究テーマの一環で学生たちと一緒に進めている、一風変わった空間デザインの研究実験です。函館ベイエリアの歴史的な場所である「旧桟橋」に組み立て式のバーカウンターキットを持ち込み、野外バーを実際に営業するというもの。バーカウンターには、コンピューターの各種技術が実装され、そこに集った人々のコミュニケーションをさりげなく盛り立てます。
バーの営業には、函館駅前・大門の名店「杉の子」が協力。かつて就航していた青函連絡船の船体色に合わせた、4色の特製カクテルなどが供されます。また当日は、横浜のネットラジオ局「ポートサイド・ステーション」と結んでのネット中継番組も予定されています。
【開催概要】
テーマ・趣旨:モバイルバーカウンタープロジェクト:旧桟橋が一夜のバーに
函館の旧桟橋(東浜桟橋)は100年以上も昔から、本州から渡って来た人々が連絡船から艀(はしけ)に乗り換えて北海道に第一歩を印す地点でした。25年前に桟橋としての機能を完全に停止するまで、ここは連絡船の乗降や北洋漁業の根拠地として多くの人たちを見送り、迎えてきました。21世紀の今日。かつて人々の交流の場であった記憶を伝えるここ旧桟橋が、一夜限りの現代的なバーとして蘇ります。
未来の光に彩られた港の一角に不思議なカクテルが灯り、時間と空間を超えた人と人の出会いを演出します。
(慶応義塾大学・田中浩也研究室による公共空間デザイン研究実験)
日時:2005年8月30日(火)18:00-22:00 (雨天の場合は翌日31日に延期)
場所:旧桟橋(東浜桟橋) 函館市電「末広町」電停下車2分
ドリンクチケット:1,000円(カクテルなど2杯分)
前売り協力店:舶来居酒屋 杉の子(市内若松町)、 バルレストラン ラ・コンチャ(同末広町) カフェやまじょう(市内元町)
主催:慶応義塾大学環境情報学部・田中浩也研究室
協力:ビットアンドインク、舶来居酒屋杉の子、渡辺保史、NCVニューメディア函館センター、FMいるか、いーハコダテ事務局、ポートサイドステーション(横浜)
後援:函館市、函館マルチメディア推進協議会
(順不同)
旧桟橋の写真はこちら!
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