自分的評価★★★
う〜ん、なんというか...。見終わってみれば、全体を
通してはけっこう最後まで飽きずに見続けられる"はず"
だったと思うんだが、主人公達の若き日の姿を演じてい
る役者の顔が、現在進行形の役者の顔と違いすぎて、い
きなり冷めてしまって、なんだかなぁって感じになって
しまった。最初、それが主役の若い頃だとわかんなかっ
たほどなのだ。しかし、手に汗握るシーンやかっこよさを醸し出す部分はふんだんにあり、総じていい映画だったと思う。であればあるほど、やっぱりあの役者の顔の違いが惜しいのだった。
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自分的評価★★★
香港映画をあまり観たことがないワタシ。アクションとかサスペンスとかなんてなおさら。どうも「あちょ〜」というイメージがつきまとっててねぇ。この映画は、そういう意味で言うと、映像もキャスティングもとても洗練されている感じがした。善と悪の描き方が明らかにアメリカ映画とは違うなーと思うストーリーがよかったし、主演の2人がかなりの美男子。ふたりの役が反対だったら!?…なんて考えてみましたが、それぞれに役どころがハマっていた気もするし、さすがに香港のスーパースターだけあって演技がブレることなくうまかったしね。見ごたえがあった。この主演格二人には、それぞれに恋人がいる設定なんだけど、そのあたりの絡みがもう少し描けていたら、もっとたのしめたかなあと思う。 |
自分的評価★★★
警察に潜入したマフィアとマフィアに潜入した警察という設定に、なんとなく心惹かれるものが。なんといっても、みどころは警察に潜入したマフィアの男(アンディ・ラウ)が、マフィアを裏切って自分が正しいと思った道へ足を踏み入れるのか、それとも、マフィアのボスを裏切らずに自分の道を選ばないでおくのか・・・というアンディ・ラウの葛藤シーン。悩んで、1歩前進して2歩後退して・・・という様子がよく伝わってきた。それと、トニー・レオンはやっぱり渋くていい男だなぁ、と。あんまり中国系の映画はこれまで見てこなかったけれど、トニー・レオンみたさにまた借りてしまうかもしれません:-)しかし、ストーリー構成のわかりやすさには少し難点が。一番のキモとなる部分で重要なヒトの顔がみんな同じ顔に見えるのも残念。 |