自分的評価★★★
見どころは近未来映像の完璧とも言えるほどの作り込みと、トムクルーズの存在感。逆に言うと、短に犯罪と人間としての権利や人間自身の現実の物語なので、ストーリー的な面白さはイマイチだし、もっと面白くできたのかも知れない。自分にとっていい映画かどうかは、ストーリー展開と俳優の演技の面白さ次第だと思うので、そういう意味ではトムクルーズ好きなら見て損はない映画ってことになるなぁ。でも★は3つ。
|
自分的評価★★
まったく偏見だが、トム・クルーズは近未来の設定がハマる役者じゃないと思う。予知能力であらかじめ予告される犯罪、キーを叩くことなく指揮者のような動作で操られるコンピュータなど、ディテールや視覚効果など、描く未来の映像は美しいがなぜか笑える。あり得なさそうでいて、数年後にあり得たりする「近未来」とはそういうものだよね。で、その世界に存在するトム・クルーズとは…。またしても偏見だが、あまりにも現実感の漂う役者なだけに(独断)なんだか違和感。ただひとつ。ストーリーと設定に、やや「穴」がある感じはするが「スリル」という点でたのしめる作品だと思う。ああ、主役が誰だったらもっとハマっただろーか。 |
自分的評価★★★
映画のイメージが青っぽく神秘的で印象に残る。スリルとドキドキ、という意味ではピカイチ。例えば、作中の虫とかはリアルすぎ。カメラのズームアップ/ズームインも効果的。ストーリーは、ギャグが中途半端だったり、ロマンスも中途半端だったり、ちょっと消化不良な部分が残念。特に、主人公のライバル役として登場したかのように思われたコリン・ファレルの扱いが半端すぎる。最後の大どんでん返し、は全く予想していなかったので楽しめた。そういえば、未来の犯罪の犯人を予測する玉が木材なのは、スピルバーグなりのデジタル社会に関する懸念や警告の1つなのか。それとも、ただ単に視覚的な効果とストーリー上の都合なのか。 |