ハコダテライフ ハコダテ切ってのスポーツな町「千代台町」


ハコダテ切ってのスポーツな町「千代台町」
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取材に出向いた時期は、深秋〜初冬にかけて。寒い日でした。電停のすぐそばで、年配の女性に声をかけられました。 「湯の川方面行きはこちらですよね」。あ、そうです。「写真を撮りにいらしたの? こちらの方?」。はい。「わたしはプールへ」。髪がいくらか濡れていた。ご婦人は東京から旅行で来たのだと言う。「函館が好きでよく来るのよ。来るとね、かならずここのプールで泳ぐの」。 旅の先々で泳ぐそうだが、千代台のプールは、ことのほか気分よく泳げると話す。 「すごくいいプールだわ」。 なんだか自分が褒められたように、とてもうれしい思いがしました。/記・まちブラリ取材班

まちブラリ

グリーンのフィールドというのはまったく気持ちのよいもので、思わず大きく手を広げて「ふは〜」と伸びをしたくなる感じ。野球場に庭球場、陸上競技場と壮大に広がる緑の空間は、ほんと、千代台町ならではだと思う。

北側、陸上競技場のまわりは、長さ348.8mの「ウレタン・ジョギングコース」があります。四季をたのしめる五稜郭公園のお堀沿いも有名な市民のジョギングコースですが、ここは、腰に負担をかけない弾力のあるウレタンを材質にした正統派のジョギングコース!
さすがにスポーツのまち! 電車通りには旗やトロフィーなどを専門に扱う店があるし、ちょっと路地に入るとスポーツクラブもあった。家の周りを掃除するご老人たちもジャージ姿だし、道行く子供たちもスポーツバックを下げていたりしてたよ。(それは偶然!?)
カスタムガンとレアなおもちゃを扱う2店を発見! 他にも、大人たちが夜に使うのだろうと思われるグッズ・ショップや着物リサイクルの店などが点々としているのがおもしろい。焼肉屋さんも多かったなあ。スポーツな町だから?...(謎
夕暮れ時になると、買い物帰りの主婦や地区で働いている(!?)OLさん、スポーツしにきた(!?)学生さんなどが電停に多く立っていた。電停の目の前の千代台公園には、大きな大きな木があって、紅葉の時は美しいよね。
昼の健康的な遊びとはうらはらに、夜は電車通り沿いに、なにやらたのしげなネオンが。2年前にオープンしたバーや小料理屋などが立ち並び、電車が終電をむかえるころになるとひそかに盛り上がっているのだよ。
まち歴史
千代台は、昭和6年の町名大改正で「千代ケ岱」となり、その後、昭和43年に現在の「千代台」に変更になった。明治12年、亀田村から函館に編入された昔の「千代ケ岱」は、現在の日の出、金堀、的場、時任、中島、堀川、新川町の各一部分がまたがっていた広い町だったそうだ。亀田村につづいている岡だったことで「千代ヶ岡」と呼ばれた。その由来は、アイヌ語で「シコツ」と呼ばれていた亀田が「死骨」と似通っていて縁起が悪いということで、“亀”に対して鶴は千年からということで“千代”としたとの一説がある。 ――参考資料:『新編 函館町物語』(幻洋社)
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