パソコンを次々と新型に“盗み替え”

update 2003/5/2 10:41

 函館西署は1日、既に窃盗未遂の罪で起訴されている函館市東山1の会社員、坂本浩治被告(42)を窃盗の疑いで追送検した。同署では、街頭犯罪などの抑止対策の成果としており、今後も徹底した取り締まりを強化するとしている。

 同被告は、同署の調べに対し、余罪80件、被害総額800万円について自供しており、最終的な被害総額は1000万円近くになる見込み。

 同署によると、同被告は、1998年から事務所を専門に1市9町で盗みを繰り返していた。電気機械について知識が豊富で、侵入時に防犯ベルの配線を切ることも。電気機械自体も好きなようで、数多くのパソコンを盗んでおり、古くなったパソコンを山中に捨て、新しいパソコンに“盗み替える”などしていた。

 また、犯行現場にあるものを利用する“才能”にもたけ、近くに落ちていた金きりばさみで壁に60センチ四方程度の穴を開け、やせ型の体型を生かして侵入したこともあったという。

 同署では、犯行の行われる条件を、天候や気温、曜日はもちろん、湿度まで詳しく分析。署内でデータとして発表し、今回の逮捕につなげた。

提供 - 函館新聞社



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