「海の貴婦人」海王丸が函館入港

update 2017/8/29 07:38


 独立行政法人・海技教育機構(横浜市)の練習帆船「海王丸」(2556トン)が28日、函館港西埠頭(ふとう)に着岸した。函館出身の実習生4人も乗っており、岸壁では家族が歓迎の旗を振るなどして出迎えた。

 同船は、全長110メートル、全幅13・8メートルで、帆船としては日本最大級。白い帆を張った姿が優雅で美しいことから「海の貴婦人」と称されている。

 今回の実習は、各地の船員教育機関の学生113人を乗せ、7月15日に東京を出港。神戸、御前崎(静岡)、門司(福岡)などを巡り、この日午前10時ごろ函館に入港した。

 函館亀田中学校卒で小樽海上技術学校の吉田淳さん(18)は「地元に入港するのを楽しみにしていた。商船会社への就職が決まっており、今回が最後の実習になるので、残りも頑張りたい」と話していた。

 同船は9月1日に函館を出港し、東京に向かう。停泊中は日没後から午後10時まで船体をライトアップしている。

提供 - 函館新聞社

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