厳寒の中で水ごり 函館市高穂神社

update 2017/2/4 08:32


 「節分」の3日、函館市上湯川町の高穂神社では、節分祭を開く前に澤口廣宮司(66)や神職、氏子ら計5人が恒例の水ごりを行った。近くの函館空港の最低気温が氷点下15・0度と厳しく冷え込む中、境内にあるオンコの御神木の根元から出る水をかぶり、氏子の健康、社会の平穏、五穀豊穣などを祈った。

 澤口宮司が祝詞をささげた後、約20リットルの水を「エイ」と掛け声を言いながらかぶった。水は地下から湧いているため約10度あり、白装束の修行者が何度も水を受けると、体から湯気が上がった。最後は澤口宮司がクマササにつけた水を氏子らにかけてお払いした。

 澤口宮司は「全国で起きている災害が収まるように気持ちを込めた」、今年初めて参加した自動車販売店の店長斉藤喜未雄さん(58)は「家族や世界の平和を祈った。水ごりは念願だったので、今後も新たなことができるという気持ちになった」と話した。

提供 - 函館新聞社

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