高丘町会が通学路除雪、安全確保に汗 高専生もボランティア参加

update 2017/1/17 08:06


 函館市内の市立小中学校の始業式を翌日に控えた16日、高丘町会(武下秀雄会長)では、毎年恒例の町会会員による通学路の除雪作業が行われた。ボランティアとして函館高専の学生ら約50人も参加し、児童が安全に登下校できるよう、歩道部分の確保に汗を流した。

 同町会では2000年度から函館市が募集する「スノーボランティアサポートプログラム」に参加し、町会会員が協力して地域の除雪作業に取り組んでいる。また数年前からは、函館高専の学生有志が「函館高専地域協力し隊」として同町会のさまざまな活動を支援。除雪作業のほか、夏場は高齢者宅周辺の草刈り作業を手伝ったり、同校が開発した避難支援システムを使って、模擬避難訓練なども行っている。

 この日の除雪作業では、同小グラウンド横の通学路約250メートルの歩道上に積もった雪を、学生らがスコップを使って除去。同校3年の渋谷勇気さん(市内千歳町)は「子どもたちが安全に通学できる手助けができて、すがすがしい気持ち」、同じく3年の三浦菜々さん(木古内町)は「寮生活をしているので、雪かきをしたのは久しぶり。とても心地いい」と笑顔を見せていた。

 武下会長は「毎年たくさんの学生が快く協力してくれて本当にうれしい。町会内には通行量の多い細い道が多いので、子どもたちが安全で事故なく通学してくれるように願っている」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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