一味違った練習に挑戦 高田・田島選手がサッカー教室

update 2016/1/12 10:16


 【北斗】北斗市出身でサッカーのセントルイスFC(アメリカ)に所属する高田健太郎選手と来季から同国のマイアミユナイテッドFCでプレーする田島翔選手の2人が講師を務める「アメリカサッカー教室」(HK FOOTBALL PRO主催)が10日、市総合体育館で開かれた。市内外の約80人が参加し、現役プロ選手と交流を図りながら練習に励んだ。

 「HK FOOTBALL PRO」は道内のサッカー選手の育成、普及をはじめ、将来海外のサッカーに挑戦する選手を教室などを通してサポートしようと両選手が立ち上げ、この日は古里の北斗市で初めての開催。

 午前と午後の2部構成で小学生1〜3年生と4〜6年生を対象に開かれた。

 教室ではドリブル練習で体を動かし、続いて頭や胸など体のあらゆる部分を使ったトラップ練習を実施。「ヘッド」「チェスト」などと高田選手の英語の指示に子どもたちはうまく対応し、一味違ったメニューに挑戦した。

 最後は個人スキルの上達に加え、集中力、コミュニケーション力の向上を狙いに、一対一やミニゲームを開催し子どもたちは練習の成果を発揮した。

 高田選手は道教大函館を卒業後の2006年にJ2のザスパ草津に入団し、09年からアメリカでプレーし続ける。子どもたちに向けては「コツコツと努力することが上達の秘訣(ひけつ)。どんな練習でも考えながら、取り組んでほしい」と話した。

 また昨年10月に十勝フェアスカイFCを退団し、4月から自身初の北米大陸チームに挑戦する田島選手は「子どもたちと楽しみながら練習できた。この経験を励みにして新チームでも活躍したい」と語った。

 西部FCの今井優太君(青柳小5年)は「楽しかった。もっとうまくなれるように頑張る」と笑顔を浮かべた。

提供 - 函館新聞社

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