小学生力士 激しい当たり わんぱく相撲

update 2016/6/20 09:45


 【福島】「第3回わんぱく相撲函館場所福島大会」(函館青年会議所主催)が19日、福島大神宮境内の鏡山公園相撲場で開かれた。道南の小学生男女約70人が出場し、個人・団体戦の10部門で白熱した取組をみせた。

 全国の青年会議所が毎年、青少年の健全育成などを目的に各地で開いている。北海道地区は4カ所で開催し、道南は2大横綱の千代の山、千代の富士の出身地、福島町で行う。

 試合は、学年と男女別で分かれた個人戦と、地域対抗の団体戦を展開。小学生力士たちは、行司の「はっけよい!」の掛け声とともに、気迫のこもった表情で激しくぶつかり合った。土俵際で粘って耐えたり、きれいな技が決まったりすると、大勢の観客から拍手と歓声が響いた。

 4〜6年生男子の各優勝者、斉藤力丸君(森小4)、稲場龍之介君(北斗大野小5)、野坂朋矢君(福島小6)の3人は、7月31日に両国国技館(東京)で開かれる「第32回わんぱく相撲全国大会」(日本相撲協会、東京青年会議所主催)に出場する。

 大会3連覇を成し遂げた野坂君は「自分らしい相撲で今年も優勝できてよかった。昨年の全国大会は2回戦までしか行けなかったので、今年は強い気持ちでどこまででも勝ち続けたい」と意気込みをみせた。

提供 - 函館新聞社

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