個性際立つ20点 函館女流書作家十人展

update 2015/11/16 10:44


 全国、全道で活躍する函館の女性書家の作品を集めた「第19回函館女流書作家十人展」(函館新聞社、実行委主催)が15日、函館市港町1の函館新聞社1階ギャラリーで始まった。漢字、近代詩文、かななど一人2点の計20点を展示している。12月12日まで。

 本紙創刊の1997年から毎年開催している書道展。出展者は、今年から加わった宮野秋苑さんのほか、磯波水鈴さん、伊東晶子さん、笠谷純子さん、金谷紅麟さん、高村欄月さん、天満篤子さん、船木康子さん、茂呂小袖さん、吉川海夏さん。市内の書家千葉軒岳さんの協力を得て選ばれている。

 筆使いや造形による調和で、女性書作家の際立った個性を感じさせている。千葉さんは「発想が若々しい。それぞれが2作品とも力を発揮しており、例年以上にバラエティーに富んだ内容となっている。観賞に来られたら分かると思います」と評価し、来場を呼び掛けてている。

 開場は午前10時〜午後5時。

提供 - 函館新聞社

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