新函館北斗駅前のホテル建設、詰めの協議
update 2015/7/6 10:23
【北斗】来年3月開業の北海道新幹線新函館北斗駅(北斗市市渡)前の市有地「第一街区」(約3000平方b)に地元経済界が進出を計画するホテル・物販施設の建設について、関係機関で詰めの協議を進めている。
計画では、建物は6階建てで1、2階は物販や飲食、温浴施設などを開設し、3階以上を100室のホテルが入る。事業規模は約20億円。函館、北斗両市内の複数の地元企業が出資を決めており、金融機関の融資のほか、北斗市も最大で3億円を補助する企業立地補助制度を適用して支援する方針だ。
金融機関からの資金調達について最終的な調整を進めており、まとまり次第、運営会社を設立して計画を進めていく。ただ、完成は開業に間に合わず、1年後の2017年以降となる見通し。
駅前の開発をめぐっては、現時点で進出を決めたのはレンタカー会社7社、タクシー会社1社のほか、道営住宅の建設が決まっているのみ。市は第一街区のホテル誘致を最優先で進めてきた。ホテル建設が決まれば、関連施設の進出の呼び水になりそうだ。
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