震災4年 鎮魂の祈り、道南でも追悼イベント
update 2015/3/12 10:13
東日本大震災から丸4年を迎えた11日、函館・道南でも追悼イベントが行われ、鎮魂の祈りに包まれた。震災を記憶にとどめ、今一人一人ができることをあらためて考えた。
●まちセンで献花式
道南の被災者支援団体「函館・むすびば」「はこぼー」「みちのく会・函館支部」など7団体でつくる函館災害支援団体協議会と函館市地域交流まちづくりセンターは、午前10時から同センターで献花式を行った。昨年に続いて2回目。多くの市民が訪れ、1階ロビーに設けた献花台に白と紫のデンファレを手向け、静かに手を合わせた。
市内本通でパン店を経営する女性(67)は「被災地の皆さんが災害を乗り越え、幸せになればいいと思う」と話した。 むすびばの事務局員古岡友弥さん(38)は「自主避難者たちが、孤立感にさいなまれる状況を生み出さないために活動を続けたい」と決意を込めた。
あいさつに立った、みちのく会・函館支部長の鈴木明広さん(55)は「自主避難者の生活環境は厳しく、これ以上何をすればいいのか分からないという声がほとんどだ。市民の皆さんが決してこの日を忘れることなく、子孫がわれわれと同じ目に遭うことがないよう函館を守ってほしい」と述べた。 地震発生時刻の午後2時46分に全員で1分間の黙とうをささげ、犠牲者の冥福を祈った。
●朝市で黙とう
津波の被害を受けた函館朝市でも震災が発生した時刻に約50人が犠牲者を追悼し、復興を祈った。
午後2時半ごろから、朝市で働く人らが朝市の中心部に集まり、4年前を思い出しながら、被災地への思いを語り合った。全員で東北の方角を向き、同2時46分にサイレンが鳴り響くと、静かに目を閉じて黙とうをささげた。
函館朝市協同組合連合会の井上敏廣理事長(66)は「朝市も大きな被害を受けたが、外国人観光客の増加で立て直すことができた」とこの4年間を振り、「いまだ仮設住宅に住む人がいるなど被災地の復興が進んでいないことを感じる。行方不明のままの人も多く、心が痛む」と語った。
朝市では震災後、防災や客の避難についての対応の議論を繰り返し、意識を高めているという。
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