あす合唱劇「森は生きている」、本番へ準備万全

update 2015/2/14 10:30


 【北斗】北斗市総合文化センターで15日午後2時から上演する合唱劇「森は生きている」の総合練習が13日夜、同センターで行われ、出演者は本番を意識しながら演技の最終確認をした。

 北斗市内、近隣の合唱愛好者ら有志でつくる「永遠(とわ)にあかるく音楽会実行委員会」(熊本昇代表)の主催で、合唱劇の上演は5回目。作品は日本でも演劇やオペラでたびたび取り上げられ、「こんにゃく座」(川崎市)代表の萩京子さんが合唱劇用に構成した。

 今回、キャストや合唱団を含め約50人が出演し、裏方も含めると総勢80人が劇に参画。昨年5月の発会式から毎週1、2回、定期的にけいこを繰り返し舞台づくりに取り組んできた。

 この日の総合練習では、セットを舞台に配置し、幕開けから通して上演。出演者は衣装を着て迫真の演技を繰り広げた。総合指導の中村勝雄さんは「ここまできたら失敗を恐れず気持ちで演じてほしい」と出演者に期待を寄せた。



 今回の劇に出演する小・中学生7人が本番に向けて「練習の成果を本番で発揮したい」と意気込みを見せている。

 これまで上演した合唱劇と異なり、主役級の役を小・中学生が演じる。娘役に宮嶋優有さん(道教育大附属函館小6年)、女王役は平田菜乃花さん(北斗上磯中2年)が務める。

 宮嶋さんは函館市内の教室で声楽の指導を受け、平田さんも合唱部に所属。ともに持ち前の歌唱力を生かし、役作りに励んできた。宮嶋さんは「来てくれたお客さんに楽しんでもらえるよう頑張ります」、平田さんも「自分の心に何かを感じてもらえるよう演じたい」と話す。

 2人のほかに、平田さんと同じ合唱部に所属する小川結愛さん(北斗上磯中2年)、築田拓瑠君(同1年)がそれぞれ「娘の姉」役、「4月の精」役を演じる。「3月の精」役には高橋希さん(函館港小4年)、「リス」役に小川さんの妹、結夢さん(北斗上磯小4年)、「ウサギ」役に宮口智琉君(北斗浜分小2年)がそれぞれ演じる。

 築田君は「演技は初心者だけど自分なりに一生懸命演じたい」と意欲を口にした。

提供 - 函館新聞社

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