料理対決 函館に軍配 弘前のシェフと地元食材で腕競う

update 2014/10/27 10:15


 函館と弘前の料理人がえり抜いた食材で料理を競うイベント「熱い想(おも)いの食卓〜海峡を超えて函館編」(クラブガストロノミーバリアドス、弘前フランス料理研究会主催)が26日、函館国際ホテルで開かれた。約100人が青函の多彩な食材を使ったコース料理を堪能した。

 はしご酒を楽しむ「バル街」の開催などで交流がある両市。その一環として青函食材対決を開き、昨年12月の弘前開催に続き2回目。その際は三国清三シェフがドロー判決を下し、今回は函館で再戦≠ニなった。函館では、ワイン通、食通として知られる俳優の辰巳琢郎さんを審査員に迎えた。

 メニューは全8品で、函館側はル・プティ・コションの坂田敏二さんが「戸井産神経〆鰤のピッサラディエール(南仏風玉葱パイ)仕立て」、弘前側はシェ・アンジュの佐藤誠さんが「青森県産平目と帆立のプルニエ風」などを作った。青函とも豚肉料理を出し、食べ比べも楽しんだ。

 料理に先立ち、深谷宏治さん(67)は「青函の食の発掘と同時に、飲み物も楽しんで」とあいさつ。辰巳さんは「各地から人が集まる大会になれば」と期待を込めた。辰巳さんの審査の結果、軍配は函館に挙がった。

提供 - 函館新聞社

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