ホッキセットで大妻高生出場…チャレンジグルメコン

update 2014/9/19 09:54


 高校生が地元の特産を利用して開発した創作メニューを競う「高校生チャレンジグルメコンテスト2014」(20日・札幌)に、函館大妻高校調理クラブ(加我のぞみ部長、部員19人)が出場する。生徒たちは、本番に向け意欲を高めている。

 実行委の主催。同校は2年連続の出場で、今年は道内8校11チームが札幌市内の会場で、自慢のメニューを販売しながら、審査を受ける。

 同校は、北斗市特産ホッキ貝のおいしさを広めようと、「地元Hoッと!ホッキセット」を考案。ホッキが具の「カレー風味焼きおにぎり」2個と、ホッキのひもでだしをとったミネストローネ(野菜スープ)「ホッキローネ」のセット。250食を準備し、1セット300円で販売する。

 焼きおにぎりは、コンソメスープで炊き上げた北斗産「ふっくりんこ」に、ボイルしたホッキをふんだんに使用し、アクセントのネギを加えた。表面にカレー粉と米粉をまぶし、鉄板でカリッと焼き上げた。スパイシーなカレー風味がホッキのうま味を引きだしている。ホッキだしが絶妙なミネストローネも北斗産のニンジンやキャベツなどの野菜がたっぷりで、ヘルシーな仕上がりだ。

 5月下旬から試作を繰り返し完成させたメニューは、ホッキを提供した上磯郡漁協の応援や生徒たちの努力が詰まった逸品。加我部長(17)=3年=は「どの世代でも手軽に楽しめる味になった。グランプリを目指すのはもちろん、ホッキのおいしさを全道に広めたい」と意気込んでいる。

提供 - 函館新聞社

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