古着の試験回収が好評…はこだて・エコフェスタ

update 2014/8/31 10:21


 循環型社会の実現を目指すイベント「はこだて・エコフェスタ2014」(環境フェスティバル実行委主催)が30日、函館港緑の島で開かれた。今回初めて市がごみ減量対策として試験的に古着の回収ボックスを設置したところ、市民が次々と布製品を持ち込んで好評だった。

 今年で26回目。来場者7000人でにぎわった。古着の回収は会場入り口近くに50a×90aのボックス1個を設置。市が燃やせるごみとして回収している布・繊維類は現在、総量の約10%を占めており、減量対策が課題となっている。回収した古着は、上川管内鷹栖町の業者に買い取ってもらう。市環境推進課の三浦正志主査は「まずは試験回収し、将来的に別回収できれば、ごみを減らせるのではないか」と話した。

 会場内には、函館中央三菱自動車販売の電気自動車を昨年から3台増やして4台を配置。ステージの音響や自動販売機での冷却などに電源を供給し、来場者の関心を集めた。

 このほか、自転車などの修理製品を抽選で無料提供するイベントも人気だった。

 4年ぶりに同時開催となった北海道リサイクル・ペーパー・フェア(古紙再生促進センター北海道地区委員会主催)に先立ち、同センターがトイレットペーパー104箱(23万円相当)を市に贈呈。今後、市内の社会福祉施設37カ所に配る。

提供 - 函館新聞社

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