南茅部高で進路ミュージカル

update 2014/7/23 10:12


 南茅部高校(松浦宣美校長、生徒72人)で22日、滋慶学園グループ北海道が主催する「進路ミュージカル」が開かれた。生徒たちは、ミュージカルを通じ、進路選択の重要性や就職などについて真剣に考えた。

 進路ミュージカルは、「働くことの意味」を伝えようと、同学園が2004年から関西を中心に上演。13年からは道内でも活動を始めた。道内では、札幌スクールオブミュージック専門学校と札幌放送芸術専門学校の学生たちがキャストやスタッフを務め、勢いのある演技や演出で生徒たちを引き込む。

 高校を卒業し、それぞれの道に進んでいく4人の登場人物の苦悩や葛藤、働くことの楽しさややりがいをミュージカルで表現。生徒たちは、コミカルな演出には歓声や拍手で応え、シリアスな場面では息をのんで見入っていた。

 主人公役を務めた、守谷駿さんは「これから進路に悩む時期が来ると思う。1人で耐えるのではなく、信頼できる仲間を頼り、歩んでほしい」と激励。3年の鎌田龍平君(18)は「社会や仕事の厳しさを学ぶことができた。進路で悩んでいたので、とても参考になった」、吉崎喜一君(18)も「同じくらいの年齢の人がやっているとは思えない、見応えあるミュージカル。勇気をもらった」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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