道教大函館が記念式典 節目の100周年祝う

update 2014/6/8 10:19


 創立100周年を迎えた道教育大函館校は7日、函館国際ホテルで記念式典を開いた。教員や来賓ら約230人が節目を祝うとともに、時代に応じた人材育成への決意を新たにした。

 函館校吹奏楽団による華やかな演奏で幕開け、担当の星野立子副学長は「新たに国際地域学科を設けるなど、さまざまな変化を遂げ今日に至ります。今後も地域に根ざす大学として、学生たちを教え育てる、より良い高等教育の場でありたい」と式辞を述べた。

 同窓会「夕陽会」の橋田恭一会長はあいさつで教員養成機能の存続を喜び、学生支援に意欲を見せた。来賓の本間謙二学長、工藤寿樹市長、成田祥介渡島教育局長がそれぞれ函館校の発展を祈った。

 式典に先立ち、同ホテルで記念講演会を開き、戦場カメラマンとして知られるフォトジャーナリストの渡部陽一さんが登場。「世界からのメッセージ〜希望ある明日のために」と題し、独特の口調とユーモアあふれる動作で会場を盛り上げた。

 渡部さんは、戦場で撮影した写真を通し世界の子どもたちの声を会場に届け、教育の重要性を強調。「学生の皆さんにはどんどん外国に飛び出し、たくさんのことを体験してほしい。必ず皆さんの大きな力、支えとなる」と力説した。

 函館校は1875(明治8)年に開校した函館小学教科伝習所が前身。幾度の変遷を経て、1914(大正3)年に北海道函館師範学校として正式にスタートした。

提供 - 函館新聞社

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