七飯町長選告示、田村氏、中宮氏が立候補

update 2014/4/9 10:13


 【七飯】任期満了に伴う七飯町長選は8日、告示された。届け出順に、新人で元町企画財政課長、田村敏郎氏(62)=無所属=と、現職で3選を目指す中宮安一氏(59)=同=が立候補し、13日の投開票日まで5日間の舌戦が始まった。

 前回に続き、現職対元町職員の一騎打ち。町の発展を左右する北海道新幹線開業を見据えたまちづくりが本格的に進められることから、それぞれの地域活性化策などが注目される。

 田村氏は「夢と活力のあるまちづくり」をキャッチフレーズに、町の特産品をPRするアンテナショップの拡充、町内起業の促進、医療費無料化の高校生までの拡大、大沼での自然観察施設の建設、役場組織と町議会の連携強化などを公約に掲げる。草の根運動を展開し支持拡大を進め、企業訪問にも力を注ぎ、着実な浸透を図る。

 中宮氏は「夢と希望と可能性を目指して」をスローガンに、連合北海道や建設業を中心とした企業、多くの町議員の推薦を受け、組織力の強化に取り組んできた。町地域防災計画の見直し、大中山小など公共施設の建て替え事業の着手など2期目の成果をアピールするほか、峠下地区での商業エリアの整備、大沼の水質浄化などを訴える。

 両候補とも町役場で届け出を済ませた後、選挙事務所本部前で第一声を上げた。その後、遊説に向かい、田村氏は大沼、大川地区など5カ所で、中宮氏は本町、藤城地区の2カ所で街頭演説を行った。

 また、町議補欠選(欠員1)も告示され、いずれも無所属の新人で、保険代理業の三箇俊昭氏(64)、元道職員で無職の川村主税氏(43)、農業の池田誠悦氏(53)、金融専門職の進藤博紀氏(33)=届け出順=の4氏が立候補した。

 町選管によると、7日現在の選挙人名簿登録者数は2万3911人(男性1万797人、女性1万3114人)。(柏渕祐二)元の実感が薄い」と話す。

提供 - 函館新聞社

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