震災3年、各所で追悼行事

update 2014/3/12 10:08


 東日本大震災から3年がたった11日、函館市内各所では市民や被災地から避難した人たちが集い、献花式や被災地支援を目的とした募金活動、大災害を想定した訓練などを行った。追悼、支援、備え―。あまりにも多くの尊い命が奪われたあの日を思い、一人ひとりが「今、自分にできること」を見つめ直した。

 道南で災害支援活動を続ける「函館・むすびば」「みちのく会・函館支部」などの7団体で構成する函館災害支援団体協議会と函館市地域交流街づくりセンターは午前10時から同センターで献花式を行った。

 1階ロビーに設けられた献花台には被災地支援に関わる団体の関係者や多くの市民が来場。白とピンクのデンファレを手向け、手を合わせた。

 同協議会を構成する団体は活動内容を紹介するブースを出展。福島市から避難している「みちのく会函館支部」の鈴木明広支部長(54)は「式を通じて霊を慰めると同時に、自分たちでも立ち止まって考え、今後の生き方を考える機会になった」と話した。

 地震発生の午後2時46分には被災地からの避難者や来館者が1分間の黙とうを捧げ、犠牲者の冥福を祈った。

提供 - 函館新聞社

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